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セレナ【ニスモ仕様】新型のライバル車を比較!

 

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家族が増えると、人や荷物をたくさん載せる機会も多くなるため、ミニバンへの乗り換えを考える人もいると思います。

しかし、車好きとしては、「走りを妥協したくない!」と考えてしまいますよね。

そんなときに選びたいのが、スポーティにチューニングされたカスタムカーです。

そこで、セレナのカスタムカーである【ニスモ仕様】新型のライバル車を比較してみました!

セレナ【ニスモ仕様】新型とは

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Nissan_SERENA_NISMO_(DAA-GFC27).jpg 作者Tokumeigakarinoaoshima

セレナ【ニスモ仕様】新型は、「ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社」が設計、開発を手がけた特別仕様車です。

スタイルも、走りも、特別スポーティ。」をコンセプトとして、セレナにスポーティなチューニングを施したカスタムカーとなっています。

具体的には、過酷なモータースポーツで得られた経験を生かし、車体の剛性や走りを意識した足回りを強化しました。

さらに、専用チューニングコンピュータとスポーツチューンドマフラーを採用することで、加速性能も上がっています。

セレナのハイウェイスターをはじめとしたノーマルグレードは、走り出しの加速に課題がありました。

しかし、ニスモ仕様は、チューニングによってこの課題を克服。

発進や追い越し、コーナーからの立ち上がりなどのシーンで、レスポンスのいい軽快な走りを実現しました。

視覚的にも、外装には足回りを強調するようにあしらわれたレッドラインやシャープな印象を受ける専用フロントバンパーが、内装にはレーシングカーを思わせる専用チューニングRECARO製スポーツシートなどの特徴が、車好きの心をくすぐります。

 セレナ【ニスモ仕様】新型と他社ライバル車 選ぶならどれ?

参照URL:【 https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/styling/modulox/】【https://toyotagazooracing.com/jp/gr/grsvoxy/ 】

セレナのほかにも、スポーツブランドとしてカスタムカーを展開しているミニバンがあります。

「ホンダ ステップワゴン モデューロ X (Modulo X)」や、「トヨタ ヴォクシー ZS “GR SPORT”」、「トヨタ ノア Si “GR SPORT”」は、セレナ【ニスモ仕様】の代表的なライバル車といえます。

そこで、それぞれの車における特徴的なカスタム内容を調べてみました。

ちなみに、ヴォクシーとノアは姉妹車であり、価格や装備、内装はほとんど同じため、ここでは販売台数の多いヴォクシーを代表として紹介します。

 

ホンダ ステップワゴン モデューロ Xの特徴

まずは、ホンダ ステップワゴンのスポーツカスタムである「モデューロ X」について。

この車は、アルミホイールブランドとして誕生した「Modulo(モデューロ)」が手がけました。

この会社は、「曲がる質」にこだわっており、コントロール性能の追求を信念としています。

また、「かっこよさ」と「走り」を両立させるため、デザイナーまでもがテストコースに行き、テストドライバーと作りこむなどのこだわりも見せます。

このようなスタンスで、ステップワゴンだけでなく、フリードやS660といったスポーツカーもカスタムしました。

そんなモデューロ Xですが、乗り心地も十分配慮されています。

専用サスペンションや車体の下面を流れる空気をコントロールしたことで、道路の状況を問わず車の振動を抑え、車体の安定性を高めました。

これによって、低速から高速、カーブに至るあらゆるシーンで、タイヤが地面に吸い付くような走りを見せるとともに、車内の上下動を最小限にしています。

このコントロールのしやすさから、「運転が上手くなったみたいだ」と感じられるほどです。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Honda_STEP_WGN_Modulo_X_(DBA-RP3).jpg作者Tokumeigakarinoaoshima

外観は、空気の流れるような滑らかな形状をしており、ステップワゴン本来のメカメカしい見た目に比べると、やわらかい印象を受けます。

また、フロントグリル、フロントエアバンパー、リアロアディフューザーや、フロントビームライト、LEDフォグライトが専用装備となっています。

もともとアルミホイールブランドというだけあって、剣をモチーフにしたシャープな専用アルミホイールは、特徴的で印象に残るデザインです。

内装としては、ブラック調のインパネミドルパッドやフロアカーペット、本革製のセレクトレバーが専用のため、通常グレードと異なります。

全体としてみると、「外観のインパクトが弱い」、「ハンドルや座席が通常グレードと同じ」といった、見た目の特別感が少ないところに引っかかりを感じました。

走りで違いを見せようとしているのかもしれませんが、個人的にはパッと見で違いがあるほうがうれしいため、あまり好みのカスタマイズではありませ。

ちなみに、モデューロ Xの公式HPには、1982年に週間少年ジャンプで連載し、アニメ化もした『よろしくメカドック(作:次原隆二)』とのコラボマンガが掲載されています。

連載時期から考えると、この車のターゲット層を40~50代に設定しているのがよくわかりますね。

 

トヨタ ヴォクシー ZS “GR SPORT”の特徴

続いては、トヨタ ヴォクシーのスポーツモデル、「GR SPORT」です。

GR SPORTは、トヨタのモータースポーツチームである「GAZOO Racing (ガズーレーシング)」がカスタムを手がけました。

GAZOO Racingの歴史は、トヨタのテストドライバーがツーリングカーレースの祭典であるニュルブルクリンク24時間レースに挑戦したことから始まります。

この歴史で培ったモータースポーツの経験を市販車に流用することで、トヨタの新しい車作りに貢献しています。

そんなGR SPORTは、「空気の流れまで見えるような機能美。」をコンセプトに、乗り心地やハンドリングだけでなく、ワイルドな内外装にもこだわったカスタムです。

足回りでは、ボディの剛性を強化したうえで前後のバランスを整えるとともに、サスペンション、ブレーキキャリパーやスポーツブレーキパッドまで専用のものを採用しました。

これらを全体でチューニングし、最高の乗り味を提供しています。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Toyota_VOXY_ZS_%22GR_SPORT%22_(DBA-ZRR80W-VLJBXSB)_front.jpg作者Tokumeigakarinoaoshima

外観では、2段に分けたフロントフェイスと、その上段のパンチングメタルが特徴的です。

フォグランプベゼルとロアグリルは、ボディカラーを問わず黒色に統一されており、引き締まったデザインから、重厚な印象を受けます。

また、リアバンパーの両端にもブラックベゼルを配置しているほか、ボディサイド下部に赤と黒の細いデザインラインをしたためるなど、全体的に足回りを意識させる見た目です。

特に、このデザインラインは、位置によって太さや赤と黒の割合が異なるなど、非常にスタイリッシュで自分好みでした。

ホイールも、鈍く光る黒で塗装しながら、所々にレーザー加飾したレッドラインを入れるという渋いこだわりで、刺々しい見た目からも、ワイルドなデザインに仕上がっています。

内装は、セレナ【ニスモ仕様】と同じく、前席のみスポーティシートにすることができます。

ステアリングは、最近あまり見なくなった、センターが丸型のシンプルなデザインです。

もちろん、シフトノブとともに本革巻きを採用しています。

オプティトロンメータはシルバーの下地に赤い照明という、これまた渋い見た目です。

そしてもっとも特徴的なのは、アルミ製のアクセルとブレーキペダルといえます。

銀色に光り、所々穴の開いたペダルは、シャープでありながら無骨といった印象で、レーシングカーを思わせます。

むかし流行した車が好きな人にとっては、特に内装が好まれそうなデザインです。

セレナ【ニスモ仕様】新型とライバル車の価格を比較!

それぞれの車の特徴を紹介しました。

では、価格の違いはどの程度なのでしょうか?

オプションを付けない、標準的な車両本体価格で比較してみました。

3車を比べると、トヨタ ヴォクシー ZS “GR SPORT”、セレナ【ニスモ仕様】新型、ホンダ ステップワゴン モデューロ Xの順に高くなっていきます。

モデューロ Xが特に高いように見えますが、この車のみ、カーナビゲーション、ETC、ドライブレコーダーが標準装備されているためです。

そう考えると、3車の金額差は10~20万円ほどといえます。

セレナ【ニスモ仕様】新型のライバル車比較まとめ


セレナ【ニスモ仕様】新型とライバル車について、色々な視点から比較してみました。

個人的には、3車の中ではセレナ【ニスモ仕様】が1番好みです。

理由として、次の項目が挙げられます。

・正面から見たときのデザインがシャープでかっこいい

・ミラーやボディサイドのレッドラインがクール

・内装がもっとも特徴的で、所々にあしらわれた赤が特別感を強調している

GR SPORTのボディサイドラインや、アクセルおよびブレーキペダルも捨てがたいですが、全体としてみるとセレナ【ニスモ仕様】に軍配が上がりました。

もっとも、デザインの好みは人によって分かれるところですし、なによりもスポーツカスタム車なので、走りで選ぶべきなのかもしれません。

実際に試乗して比べてみる必要がありそうですね。

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